在日朝鮮人と結婚し、北朝鮮に渡った姉と58年ぶりに再会した女性を追ったドキュメンタリー映画が、28日から都内で公開される。タイトルは「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」。近寄りがたいとされる国に、家族に会うため乗り込む姿を題名に込めた。
監督の島田陽磨さん(45)は、東南アジアや中東などのドキュメンタリー番組制作を手がける日本電波ニュース社のディレクター。4年前、北朝鮮を長年取材するジャーナリストの伊藤孝司さん(69)からの情報で、北朝鮮にいる「日本人妻」と呼ばれる女性たちの存在を知った。
帰国事業として1959~8…
この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。
残り:824文字/全文:1089文字
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル